弊社のコーポレートサイトは、長らくWordPressで運用してきましたが、このたび静的サイトジェネレーター「Astro」への全面移行を行いました。 同じ悩みを抱える企業様も多いのではと思い、移行の背景から実際の効果まで共有します。
■WordPressで感じていた課題
・表示速度が遅い テーマやプラグインが増えるほどページ生成の処理が重くなり、気づけばページロードに時間がかかるようになっていました。コーポレートサイトは第一印象を左右する場所なので、表示の遅さは機会損失に直結します。
・セキュリティ・保守の不安 WordPressの脆弱性の多くはプラグインやテーマに起因します。便利な機能を追加するたびにプラグインが増え、更新管理や互換性チェックの手間が積み重なっていきました。2人体制の弊社にとって、片手間での保守には限界を感じていました。
■なぜAstroを選んだか
・デフォルトでJSゼロ出力 必要な箇所だけコンポーネントをインタラクティブ化できる「Islands Architecture」により、無駄なJavaScriptを配信しない
・ビルド時に静的HTMLを生成 サーバー側でのDB問い合わせが発生しないため、応答速度が安定して速い
・Markdown/MDXとの親和性が高い Content Collectionsという仕組みでブログ記事などのコンテンツ管理がしやすい(このブログ記事もその一例です)
■移行の効果 ・Lighthouseスコアが大幅改善 ・Wordpress本体の脆弱性を気にする必要がなくなった ・プラグインの脆弱性を気にする必要がなくなった ・Gitでコンテンツをバージョン管理できるようになった
■こんな企業におすすめ
・WordPressのプラグイン更新やセキュリティ対応に疲弊している ・サイトの表示速度改善を検討している ・更新頻度がそれほど高くない、または開発チームが更新フローに関与できる
一方で「非エンジニアの担当者が管理画面から気軽に更新したい」というニーズが強い場合は、ヘッドレスCMS(Decap CMSやmicroCMSなど)と組み合わせる構成の検討をおすすめします。
■まとめ
WordPressからAstroへの移行により、表示速度とセキュリティ面の課題を同時に解消できました。同様の課題をお持ちの企業様には、静的サイトジェネレーターへの移行は有力な選択肢の一つです。
弊社では今回のような移行のご相談も承っております。「うちのサイトも遅い/不安がある」という方は、お気軽にお問い合わせください。