開発費数百億円といわれる7payがリリース後、たった数か月でサービス終了とのこと。 とても残念なニュースである。
私の経験上、大きいプロジェクトはスケジュールありきで進むことが多い。 当初より仕様が膨らみ、開発工数が増してもスケジュールの延長はない。 開発者からすると「このスケジュールでは無理!」と言っても動いてくれないことが多々ある。 動くものはできたけど、テストが不十分でリリースされてしまい、大きな問題が発生してしまっては誰も得しない。
残念ながら日本のシステム業界には以前から「工期が短くても、人を投入すれば大丈夫でしょ?」という考え方は根強くある。 確かにテスト(動作確認)は人が必要。
だが仕様のとりまとめ・検討(漏れがなく、不備がない)という設計の部分は人の多さでは補えない。 きちんと設計できる人が主導してやらないといけない。 正常ケース、異常ケース、アタック、パフォーマンスの問題など検討すべき点は多々ある。 決済というお金が絡むのであればなおさらである。 おそらく納期に追われ、設計の部分が不十分のまま進められてしまったと思われる。
・そもそもスケジュールに無理があった ・スケジュールの見直しが認められなかった ・大規模チームがゆえの各社間の連携不足 ・全体の設計を主導する人がおらず、「船頭多くして船山に上る」状態だったかも
が推測される。 とても残念なニュースではあるが、これも教訓とし、開発者として肝に命じなくてはならない。