IT企業にも種類があります
2019.07.10
IT企業は大きくわけて3つあります。
(1)大手SIer
(2)大手SIerの協力会社
(3)独立系の会社
(1)は誰でも知っているような大手のIT企業さんです。NTTデータ、IBM、日立など。
大規模案件の開発をしますが、主な仕事はディレクション(全体の指揮)やお客様との折衝です。
またシステムの仕様を決めたり、プロジェクトの進捗管理、開発予算・スケジュールの調整をします。
基本的には開発は子会社や協力会社さんに委託することが多いです。
(2)は大手から委託された仕事を行います。
ここがさらに階層構造になっていることが多いです。
二次請け、三次請け・・・と続きます。
自社で開発することもありますが、大手SIerさんの事務所や客先に常駐して作業を行うことが多いです。
(3)は大手からの委託案件はあまりやらず、自分たちで営業してお客様と直接取引をします。
就職先を決める際、その会社がどの分類のIT企業かは把握しておいた方がよいです。
または面接で質問してもよいです。
どこが良い悪いというわけではなく、自分に合う・合わないが大事です。
大手でないとできない仕事もありますし、小規模ならではのフットワークの軽さを活かした仕事もあります。
・まずは大きい会社入って大きい仕事のやり方を学ぶのもよし
・バリバリ開発して技術を身につけるもよし
・独立して自分で会社作るもよし
・全部経験するのもよし
一口にIT企業といってもざっとこれだけの違いがあります。